アメリカの心理学者であり、自己啓発界、能力開発の世界的権威であるルータイス氏。
日本の機能脳科学者、計算言語学者、認知心理学者である苫米地英人氏とともにコーチングプログラムを開発していたことでも知られていますね。
今回は、ルータイスの経歴や名言、死因、批判された内容などについて詳しくご紹介していきたいと思います。
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ルータイスとはどんな人？プロフィールや経歴をご紹介
ルータイス氏は、心理学者であり、著書『可能性を引き出すスマート・トークと 結果を出すパーソナル・コーチング』は、国際的に高く評価され、米国自己啓発界、能力開発の世界的権威とも言われています。
また、世界で最も高い評価を得ている教育機関TPIを設立した人物でもあります。
ルータイス氏は1935年、アメリカ・ワシントン州シアトル生まれ。
シアトル大学を卒業後、ワシントン大学で精神保健科学の研究で教育学修士を取得しています。
高校教師、そしてフットボールのコーチとしてキャリアをスタートさせたルータイス氏。
その後人間が成功するための心の仕組みを研究し、コーチングのメソッドを確立します。
個人と集団の可能性を最大限に引き出す卓越した国際的指導者として、 各界のリーダーやトップから注目を集めるまでに。
ルータイスは、スタンフォード大学心理学部教授、ペンシルベニア大学心理学教授、トロント大学心理学教授、認知科学者の苫米地英人さんを含む超一流の人達を集めて、最先端にいる学者の意見を聞くことで常に自らのコーチングプログラムをブラッシュアップし続けていました。
苫米地英人氏との共同制作である代表的プログラム「アファメーション」は、日本を含む世界60カ国で延べ3,300万人が受講したプログラムで、NASA、米国国防総省（陸軍、空軍、 海軍、海兵隊）を初めとした連邦政府機関や州政府機関、警察などが教育プログラムとして採用するなど高い実績を誇っています。
また、アメリカのトップ大企業であるフォーチュン500社の62％、英国ではFinancialTimes誌100社の30％以上の企業をはじめ、 連邦政府機関、州政府機関、国防総省、警察等にも導入されています。
認知心理学・脳科学を掛け合わせ、圧倒的実績に裏付けられた「世界一簡単に自分を変える5つのステップ」がまとめられた内容になっています。
1971年にアメリカに「The Pacific Institute」を創設し、コーチングという分野を開拓しました。
「コーチング」という概念を作ったのがルータイスだと言われています。
そのためコーチングの元祖と言われているんですね。
経済的な実績ばかりがよく取り上げられていますが、ルータイスの実績はそれ以外にもあります。
ルータイスは世界の紛争地域においても多大な影響を与えていて、北アイルランド紛争の解決や、グアテマラの1995年の平和条約締結、南アフリカではアパルトヘイト以前から様々な活動をして成果を上げていました。
また、近年の社会的活動では、ロサンゼルス市警と組んで、ロサンゼルスのストリートギャング問題解決のための「未成年者同士の殺人事件の撲滅」（ベターL.A.プロジェクト）への貢献や「フィラデルフィアのギャング問題」の解決に取り組み、大きな成功を収めたといいます。
さらにメキシコ前大統領のヴィセンテ・フォックス氏とともに、子供向けの新教育プログラム「PX2」を利用したラテンアメリカ諸国の教育プログラムの改善など、全世界で平和の実現と子ども達の教育の高度化を目指して活動していたそうです。
そして2012年4月、77歳という年齢で逝去されました。
ルータイスが批判された内容とは？
ルータイスが批判された内容について調査しましたが、そういった情報はこれといって見つかりませんでした。
強いていうのであれば、おそらくルータイス氏とタッグを組んで活動をしていた苫米地英人氏に対する批判があげられるかもしれません。
日本の機能脳科学者、計算言語学者、認知心理学者として名高い苫米地英人氏ですが、出している書籍や情報商材などは「怪しい」「胡散臭い」といった批判を受けることが多く（もちろんためになった！素晴らしいと賞賛している方もたくさんいらっしゃいます）、ルータイス氏が苫米地英人氏と一緒にコーチングプログラムを開発していたことから同じようなイメージをお持ちの方も多いのかもしれません。
真相はわかりませんがルータイス氏自身が批判されたという事実はなかったと考えて良さそうですね。
ルータイスの死因は？
2012年4月に逝去したルータイス氏。
死因はいったいなんだったのでしょうか。
ルータイス氏が会長を務めていた「パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング by Dr Tomabechi & Louis E. Tice」の公式サイトに以下のような訃報文が掲載されていました。
【訃報】弊社会長 ルー・タイス 逝去のお知らせ
弊社会長であるルー・タイスは、以前より体調を崩し休養しておりましたが、 2012年4月2日 午前（日本時間）、自宅にて永眠いたしました。ここに生前のご厚誼を深く感謝するとともに、謹んでお知らせいたします。
なお、葬儀は4月13日（シアトル時間）に米国ワシント州シアトルにて執り行う予定です。2012年4月2日
また、苫米地英人氏のブログでも
「日本時間4月2日午前中にTPI並びにBWF世界代表のルータイス氏がシアトルの自宅で亡くなりました。
先週木曜日に体調を崩し入院中でしたが、週末に自宅に帰り、その後息を引き取りました。」
と書かれていました。
体調を崩し入院していたということなので、もしかするとなんらかの病気と戦っていた可能性もありますね。
77歳というお年で亡くなられているので、ちょっとした体調不良を拗らせてしまってという可能性もありますが。
詳しい死因については公表されていませんが77歳という歳を考えると老衰に近い、人生を全うした最期だったかもしれませんね。
ルータイスの名言
最後にルータイスの名言を2つご紹介したいと思います。
「夜眠るとき、明日はいい日になると思って眠りなさい。
そして、朝起きるときに、きょうはいい日になると思って起きなさい。」
「現状の外側にゴールを設定すること。
自分はどうなりたいのか？
真実によって行動するのではなく、真実だと信じて行動することが大事。」
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今回はルータイスの経歴や名言、死因、批判された内容などについて詳しくご紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか？
コーチングの祖として国際的に広く知られ、「生きる伝説」と言われたコーチ、ルータイスが教える世界最高のパーソナルコーチング。
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