占い師や霊媒師が来談者の過去や将来を読み解いた話術による読心術は、一般的にリーディングと呼ばれます。
そのうち、超常的な能力による口述をサイキックリーディングと呼びます。
来談者とのコミュニケーションを通してあたかも超常的能力を発揮しているかのような印象を植えつける話術を、コールドリーディングと呼びます。
コールドリーディングを行うにあたってはさまざまな手法が開発されており、いわゆる占い師の指南書にあたる本に掲載されています。
今回は石井裕之さんのコールドリーディングについて詳しくご紹介していきます。
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石井裕之さんのコールドリーディングは本物？体験者の声
石井裕之さんが日本に紹介したコールドリーディングは、
心理学的にはバーナム効果というものを利用しています。
1956年にアメリカ合衆国の心理学者、ポール・ミールが、
興行師 P・T・バーナムの 誰にでも当てはまる要点というものがあるという言葉に因んで名付けました。
被験者に何らかの心理検査を実施し、
その検査結果を無視して事前に被験者とは無関係に用意した誰にでも当てはまるような診断を被験者にした場合、
被験者の多くが自分の診断は適切なものだと感じてしまいます。
これを「バーナム効果」といいます。
アメリカの心理学者バートラム・フォアラーの名をとってフォアラー効果ともいいます。
フォアラーは、彼の古典的な1948年の実験では、フォアラーは生徒に人格テストを行いました。
テストを採点して個々の評価を与えるのではなく、
彼はすべての学生に新聞の占星術コラムからコピーされたまったく同じ分析を与えました。
次に、学生は、自分に当てはまるかどうかを5が最も大きく妥当しているとして、
0から5のスケールで説明を評価するように求められました。
平均評価は4.26でした。
1948年以来、実験は何百回も繰り返されており、平均は約4.2のままです。
フォアラー効果は、結果が真実であることを望んでいるため、
同じ評価が他のほぼすべての人に適用できることを認識せずに、
人格の一般化された説明を受け止めやすい傾向があることを示しています。
上記のような効果を利用したコールドリーディングは、
体験者の声からも、有効であり人々がその心理術を受け入れやすいことが実証されています。
コールドリーディングの評判は？
コールドリーディングを使用する一部のパフォーマーはテクニックの使用について正直です。
メンタリストのデレン・プラウンはは、個人的な占いセッションや
オープンフォーラム「死者と話す」というセッションでコールドリーディングのテクニックを使用し、公表しました。
本物の霊媒師であると観客から称賛と拍手を受けた後に、
彼らはパフォーマンスにサイキックパワーは必要なく、
心理学とコールドリーディングの正しい知識しか必要ないことを明らかにしました。
2006年3月に放送された彼のTrick of the Mindシリーズのエピソードで、デレン・ブラウンは、
バートラム・フォアラーの有名なフォアラー効果の有名なデモンストレーションを繰り返すことで、
コールドリーディングのテクニックによって人々がいかに人が簡単に影響を受けることを示しました。
このようにコールドリーディングはアメリカのテレビでも紹介されるほど有名です。
そして実はコールドリーディングを日本に広めた第一人者は石井裕之さんなんです。
日本ではメンタリストのDaigoさんが活躍していて有名ですね。
石井裕之さんの提唱するコールドリーディングは信ぴょう性も高く、
実際のその著書がベストセラーになるなど多くの方々から賞賛されています。
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